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ラブ(@Lab_tainan)です。
台湾プロ野球オールスターゲーム（中華職棒明星賽）を観てきました。
この記事では、台湾プロ野球オールスターゲームの流れやおすすめの席、そして私はもうオールスターは見に行かないかなぁと思う理由を紹介します。
「統一ライオンズ応援ブログ」では私が実際に見て確かめた情報を使った記事作成を心掛けています。一部情報に誤りがある場合がございますので、その際はコメントで指摘していただけると他の読者も助かります。また参考になったら剽窃せずぜひURLの引用、シェアをお願いします。
秒でなくなった内野チケットとおすすめの席
台中で行われていたオールスターゲームですが、今年から台北ドームでの開催になりました。
台湾唯一のドーム球場である台北ドームの観戦チケットは高価で、チアのお立ち台の最前列は3,880TWDと大変高額でした。
内野席は1,000TWD越え…
とはいえ唯一冷房があるドームなので高いのは仕方ないのかもしれません。
ちなみに試合前のサイン会は2,600TWDです。
そんな高額な内野チケットですが、白金特區、精品熱區は販売開始で1分経たずにほぼ完売するという熱狂ぶり。
しかし、チアを近くで見たいのであれば白金特區、精品熱區以外にも各エリアの最前列に一人ずつ配置されるので各エリアの最前列を狙うのもおすすめです。（上の表の★マークの位置）
おそらく次のオールスター戦も同じような座席販売になると思います。
ただお立ち台以外のチア（★マークのチア）は下記に記述しますがずっといるわけではないので注意です。
1階席と2階席どちらが良いかについては1階席をおすすめします。
2階席は試合を俯瞰しやすいですが、飲食店は祭りの屋台よりも簡素な露店しかなく、2階への移動手段が本塁側のエスカレーターしかないので帰りは大変混雑します。
そして今回の入場者特典はクリアファイル、ハンドタオル、小銭入れ、うちわ、乖乖コラボのバッグでした。
台北ドームの行き方
MRTのBannan Line (板南線)に乗り国父紀念館駅を下車。
5番出口を出ると日の光を浴びずに台北ドームに着きます。
台北駅から30分以内で台北ドームに行くことができます。
このアクセスの良さはとても良いです。
帰りは大変混雑する恐れがありますが、松山行き、台北駅行きのバスも準備されてました。
余談ですが、中職明星賽のチケットを購入すると新幹線のチケットが往復ともに15％引きになりました。
台湾南部に住んでいる人ほどこの割引は助かります。
試合の流れとタイムスケジュール
試合前
チケットの券種によっては午前中からの入場が可能でした。
試合開始の2時間前からホームランダービーなどイベントが行われていました。
開始時刻10分前に6チームのチア合同のオープニングパフォーマンスがありました。
そして選手と陸軍が入場し、球場全員で中華民国国歌（三民主義）の斉唱。
最後に阪神甲子園球場長の始球式で試合がスタートしました。
阪神甲子園球場100周年を記念して、本日7/21(日)に台北ドームにて開催された台湾プロ野球(CPBL)オールスターゲームにおいて、阪神甲子園球場長が始球式を行いました。
— 【公式】阪神甲子園球場 (@enjoy_koshien) July 21, 2024
バッターは元 #阪神タイガース の #呂彦青 選手、キャッチャーは元 #埼玉西武ライオンズ の #呉念庭 選手に務めていただきました。… pic.twitter.com/YQcKxEJmVX
試合中
通常の試合ではHomeチームが攻撃時にガンガン音楽を流しながら応援、守備もアウトの度に音楽流して応援しますが、オールスターでは球場全体で明星隊、中華隊関係なく応援します。
私は中華隊側の座席にいましたが、明星隊の選手の応援もしました。
もちろん、どの選手の打席でも応援歌はスクリーンに流れますし、統一ライオンズの陳傑憲の応援歌で中信ブラザーズの王威晨を応援したりとオールスターならではの演出もありました。
チアガールは1塁、3塁側のお立ち台で攻守関係なく1回表から9回裏までパフォーマンスされてました。
通常ホームチームの攻撃時のみお立ち台に立ちますが、オールスターは常に攻撃表示。
冷房が効いている台北ドームじゃないと大変そう…
しかし、お立ち台以外の(★の位置にいる)チアは1回表～2回裏、6回表～7回裏のみのパフォーマンスでした。思ったよりも早い退席だったので残念です。
オールスターの注目ポイント
ポケモンGOコラボ
誰が予測できたでしょう。ポケモンGOとのコラボがありました。
球場外の地下二階にチケット所持者しか入れないブースがあり、飲食店やスポンサーの展示会場になっていました。
その一角にポケモンGOのブースがあり、現在コラボ中のミスタードーナツもありました。
ポケモンGO（台湾）のFacebookアカウントをフォローすれば限定のうちわが貰えました。
ゲームでもコラボしており、球場内に限定ポケストップが6か所設置されていました。
そして無料の限定タイムチャレンジも配布され、クリアするとパーティハットのピカチュウがゲットできます。
ヨーギラスやキバゴがゲットできる限定フィールドリサーチもありました。
また2回に渡り、ピカチュウとイーブイが球場に登場しました。
有名歌手のライブ
5回裏が終わるとグランド整備のため10分以上の小休憩があるのですが、オールスターでは畢書盡（Bii）と蘇慧倫によるライブが行われました。
臭馬傑森
（統一ライオンズ以外よく知らないので理解が浅ければコメントお願いします。）
日本でも有名な味全龍のチアガールである林襄（リンシャン）が元?恋人である馬傑森（楽天モンキーズ）へのコメント「臭馬傑森（臭い馬傑森）」がミーム化し、応援歌でもいじられるようになりました。
愛のあるいじりかも知れないですが、少しお下品な気がします。
味全龍の郭天心がthreadsで「臭くなかったよ」と馬傑森のフォローをしており、選手側が大人な対応をしています。
林襄が耳が痛くなるくらいの大声で「臭馬傑森」と叫んでいるシーンは台湾中で大拡散中です。
不満点
台北ドームの設備不足
台北ドームは台湾唯一のドーム球場で、天候に左右されない冷房が効いた空間は選手、観客ともに快適です。
しかし、それ以上にデメリットが目立ちました。
まず球場外には飲食店がたくさんありますが、球場内の店舗が少なく、セブン・イレブン、ケンタッキー、ポテトフライ屋、台湾ビール、乖乖と非常に少なく、セブン・イレブンも商品を絞った販売をしていました。
台北ドームを本拠地にしている球団がいないため、球場内の飲食店やグッズ売り場を常設できないからこんな事態になっているんだと思います。
台北ドームの近くにコンビニやスーパーはないので、あらかじめ飲食を買っておかなければいけない環境は非常に不便です。
そして休憩時間の混雑も酷かったです。以下はホームランダービー終了後の球場内の様子です。
飲食店とトイレの行列が通行を妨げた結果、球場内が大混雑になりました。
この混雑が攻守の切り替わりや、5回裏終わったあとのグランド整備時間で発生するので本当に苦痛でした。
台南野球場も、桃園野球場も混雑しますが、ここまで動けない状況にはならなかったです。
もう少し人の流れを整理してほしいです。
超人気チアの登場で内野席が無法地帯に
私は内野B1商務區の106エリアで観戦していましたが、1回～2回は統一ライオンズのChihiroさんがパフォーマンスしていました。
そして6回～7回はPandaFoodのCMに出るくらい人気の李多慧と林襄の超人気チアガールがお立ち台ではなく内野席でパフォーマンスされていました。
台湾野球は野球を観戦する人、チアを観戦する人、両方を楽しむ人の3パターンに分かれます。
お立ち台の席周辺＝チアの撮影会場なので特に文句はないですし、お立ち台周辺は野次馬が行くことが許されない雰囲気があります。例えるなら撮り鉄の撮影を妨げる行為です。
今回、お立ち台以外で人気チアがパフォーマンスしてしまったため、内野區のチケット持っていない野次馬たちが写真や動画を撮りたいがために、内野區の通路階段に座り始め、内野區の観客と小競り合いを始めました。
「チケットないのに座んなよ！」「一瞬だからいいだろ！！」のようなやり取りを6回～7回の間ずっとありました。
「野球＝写真撮影可能なアイドルのライブ会場」みたいな感じになっている台湾野球の弊害をまじまじと感じました。
この野次馬のせいでヤジ飛ぶは試合も集中して見れないわで正直イライラしました。
各エリアごとに係員がいますが管理できていないので、チケットごとで入場制限をかけるべきだと思います。
まとめ
2024年のオールスターゲームを観戦してきました。
統一ライオンズの外野3鬼（林安可、陳傑憲、邱智呈）、陳重羽を観れてよかったですし、おしゃれプレーした勝騎士(Mario Sanchez)もカッコイイし、チーム関係なく選手を応援するオールスター流の応援も台湾らしくてよかったです。
しかしそれ以上に台北ドームの中身が残念だし、利己的な行動する観客多いしそれを制する係員も少ないなど不満点も多かったです。
試合内容はとても楽しく、選手は何も悪くないです。
特定選手しか興味がない私のような統一ライオンズファンは台南で観戦したほうがよさそうです。
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