ラブ(@Lab_tainan)です。
2025年4月4日(金)、統一ライオンズを応援するため、台中洲際棒球場での試合に遠征観戦してきました。清明節と児童節の連休中ということもあり、普段以上に賑わう球場での一戦。中信兄弟ファンが大勢詰めかけるアウェー環境の中で、どのような体験だったかを詳細にレポートします。


東北地方出身。2022年から台南に単身赴任中。
TOCFL(華語文能力測験):基礎級(Level 2)
統一ライオンズの観戦歴は20回以上。邱智呈、胡智為、Yuki、艾璐推し。
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基本情報
- 日時:2025年4月4日(金)
- 観客数:15,499人
- 場所:台中洲際棒球場
- 対戦相手:中信ブラザーズ(中信兄弟)
- 座席位置:左外野 11排9號
統一ライオンズ(統一獅)とは台湾プロ野球(CPBL)が始まった1989年からある老舗チームで、台南を本拠地にしています。チームカラーはオレンジ!
親会社は台湾のセブンイレブンを経営している統一企業。
シーズン優勝は17回、総合優勝は10回とCPBLで2番目に優勝経験のある球団です。
チアリーディングチームはUni-Girls(ユニガールズ)、
マスコットは萊恩(ライアン)と盈盈(インイン)。
観戦前の準備|ビジターチーム視点の台中洲際棒球場紹介
台中洲際棒球場へのアクセス
台中洲際棒球場(台中インターコンチネンタル野球場)は中信兄弟の本拠地です。
台中火車駅から見て北側にあります。
今回は台中火車駅から市内バス12番に乗り移動しました。Googleマップだと30~40分の所要時間と案内されていますが、実際は約50分ぐらいかかります。繁華街のため途中すべてのバス停に止まるうえ、運転もやや荒く、なかなかハードな移動でした。

ストレスなく移動するにはタクシーが一番です。実際、球場から駅まではUberで帰りました。日本円で1,000円くらいなので複数人で行くのであれば素直にUber使いましょう。
今回は利用しませんでしたが、高鐵台中駅からの無料シャトルバス(※中信兄弟主催試合の休日限定)もあるようです。詳しくは公式サイトをご確認ください。
チケットと座席
チケットは中信兄弟の公式アプリ経由で事前購入しました。
チケット売り場は正面ゲート下にあります。こちらでも購入できます。

余談ですが、近くに平野 恵一監督がいました。

ビジターチームの応援エリアはレフト外野(左外野)です。それ以外は中信兄弟のエリアになります。
外野は自由席で価格は300TWDでした。ビジター戦なのでUni-Girlsの出勤もありませんが、達平さんはいらっしゃいました。

台中洲際棒球場の正面ゲートからは入場できず、外野席までぐるっと外周を移動し外野席専用の入り口から入場します。入場の際にチケットの提示が必要ですが、その際に手の甲にスタンプが押されるので、これがあればチケットの提示無しで再入場・退出が可能です。


楽天桃園棒球場でビジター観戦したときは外野エリアで統一ライオンズの応援グッズの販売がありましたが、今回はありませんでした。トイレは1Fにあります。
座席は11排9號を確保しました。外野席からバックスクリーンはほぼ見えません。

外野席はほぼ満席で、応援とブブゼラが鳴り響き、ビジターチームとは思えないほど盛り上がりました。
統一ライオンズの中心エリアだったにもかかわらず、中信兄弟ファンのカップルが座っていて場の雰囲気が悪くなる一幕もありました。中信兄弟ファンは無難に内野席で観戦されるのがよろしいかと思います。
球場内外の飲食と施設環境
球場内のコンコースには多数の売店がありますが、内野・外野間の移動ができないため、外野で観戦する場合、球場内の売店は利用できません。

球場の正面ゲート周辺には屋台が並んでおり、台湾の夜市で見かけるグルメがたくさんありました。「地瓜球(さつまいもボール)」を購入しましたが、中身がぎっちり詰まっているタイプで、正直美味しくありませんでした。

正面ゲート下、チケット売り場の横にはコインロッカー、ATM、サインボール?の自販機、中信兄弟のグッズ売り場がありました。グッズ売り場はオープン前から長蛇の列ができていました。



球場外にはセブンイレブン、ファミリーマート、マクドナルドがあります。どれも試合開始間際は混雑しており、特にマクドナルドは座席なし、ドライブインと店内で注文する客でごった返していました。



現在、台中洲際棒球場に併設する「漢神洲際購物廣場(阪神インターコンチネンタルショッピングプラザ)」を建設中で11月完成予定です。(経済日報)完成すればより観戦体験が高まりますね。

試合の内容
中信兄弟 鉄壁の守り
4回表、先頭打者の林子豪が2ベースヒットで出塁するも、詹子賢と張子豪のファインプレーで得点の機会を阻まれます。
潘傑楷が守備で見せる
4回裏、四球含め2アウト満塁の危機も潘傑楷の神反応で難を逃れます。ここまで両者無得点。
張子豪ソロホームラン
5回裏。張子豪のソロホームランで先制されます。
布雷克、無念の交代
6回裏、これまで打たせて取るプレイで粘投をつづけていた布雷克。審判との相性かなかなかストライクの判定をもらえず、温厚な彼が怒りをあらわにする場面も。鄭鈞仁に交代するも四球で押し出しの追加点を献上し救援失敗しました。
ちなみに布雷克は今回の100試合目の出場でしたが、5回と1/3イニング投げて7安打2失点で負け投手となりました…
またしても張子豪のスーパーセーブ…
9回表、林安可のフェンス直撃弾も張子豪の華麗な守備に阻まれ、最後まで点を奪えず試合終了しました。
総括
統一ライオンズは0-2で中信兄弟に敗れました。
もちろんMVPは張子豪。2安打、2打点、1本塁打&ファインプレー2つと文句なしの成績だと思います。
打線が沈黙し、要所での守備ミスが響いた一戦。2点差以上の実力の差を見せつけられた形になりました。しかし、布雷克の記念すべき100試合目の姿や、潘傑楷の守備など見どころも多く、充実した観戦体験でした。
次回は台南でのホームゲーム。
この悔しさを糧に、より一層強くなったライオンズを応援しに行きたいです!
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