ラブ(@Lab_tainan)です。
2025年4月16日(水)、統一ライオンズと富邦悍將の一戦を台南棒球場で観戦してきました。
平日のナイトゲームということで比較的落ち着いた雰囲気でしたが、推しの胡智爲が先発投手ということもあり、期待感は高まっていました。
さらに、応援グッズの購入や、話題のライオンズ弁当も含め、現地ならではの楽しみも満載の観戦となりました。


東北地方出身。2022年から台南に単身赴任中。
TOCFL(華語文能力測験):基礎級(Level 2)
統一ライオンズの観戦歴は20回以上。邱智呈、胡智為、Yuki、艾璐推し。
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観戦日の詳細
- 日時:2025年4月16日(水)
- 観客数:5323人
- 場所:台南市立棒球場
- 対戦相手:富邦ガーディアンズ(富邦悍將)
- 座席位置:一壘D區 15排-9號
統一ライオンズ(統一獅)とは台湾プロ野球(CPBL)が始まった1989年からある老舗チームで、台南を本拠地にしています。チームカラーはオレンジ!
親会社は台湾のセブンイレブンを経営している統一企業。
シーズン優勝は17回、総合優勝は10回とCPBLで2番目に優勝経験のある球団です。
チアリーディングチームはUni-Girls(ユニガールズ)、
マスコットは萊恩(ライアン)と盈盈(インイン)。
観戦前の準備とエピソード
試合当日は仕事を早退し、17時頃球場へ。
平日ということもあってか、球場周辺の人出は少なめで、落ち着いた雰囲気でした。
来場特典はありませんでしたが、グッズ売り場で偶然見つけた2025年版のUni-Girlsタオルとリストバンドを即購入。「YUKI」と「Nozomi」お二人のデザインを手に入れることができて大満足です。

球場内外には蚊が多く、虫よけが必要だと痛感しました。(家帰ったらたくさん刺されてました)
そして今回注目したのは、統一ライオンズが販売している対戦相手ごとに異なる弁当(猛獅餐盒)この日のメニューは「韓味漢堡排」。
「韓味=Fubon Angelsの韓国チア」、「漢=悍(読み方が同じ)」、「堡≒城堡=富邦悍將の本拠地の新荘棒球場の愛称」と、富邦悍將を皮肉る構成になっており、ユーモアと煽りが効いていて非常に面白かったです。
150TWDと価格はやや高めですが、おかずのボリュームも味も文句なしで、正直コンビニ弁当より美味しく感じました。セブンイレブンの弁当コーナーに置いて欲しいレベルです。

もちろん、いつもの地瓜球も一緒です。

チケット購入と席の情報
今回の観戦に向けて、3月7日にネットでチケットを購入しました。
統一獅會員優惠票というファン向け割引価格で250TWDとお得に観戦できました。
座席は一壘側D區の15排9號。防球ネットが高くなったことで、以前よりも後方の席からでも試合の視認性が格段に良くなっていました。

ただし、櫓の影響でスクリーンが見えにくかったのは少し残念でした。

応援グッズは、推しの胡智爲とその妻・艾璐さんがプロデュースした帽子を着用して全力応援体制。
彼の登板試合ということで、自然とテンションも上がります。


統一ライオンズのチケットの購入方法はこちらをご覧ください。
試合のハイライト
試合は統一ライオンズが序盤から主導権を握る展開になりました。
Chihiroさんがソロ出勤
これまで日本人チアのNozomiさんとChihiroさんは二人一緒に出勤でしたが、今回からソロ出勤解禁です。詩詩などお姉さんたちと楽しそうに会話しているのが印象的でした。

林先生と台南棒球場の魔窟
1回裏、2アウト1塁で林安可がフライで打ち取られる…と思いきや林岳谷が打球を追いかけるのをやめてしまうという珍プレーでまさかの2塁打に。(台南棒球場だとよく見られる光景です。)
この後、魔力藍が二者連続四球でまさかの押し出し。統一ライオンズが先制します。
そして続く林培緯がセンター前ヒットで2点追加し、初回0-3でリードします。
胡智爲の粘投
胡智爲は毎回走者を背負いながらも、併殺や粘り強い投球でなんとか踏ん張り、4回を投げて被安打9、奪三振3、四球3、失点3でした。勝利投手にはなれませんでしたが、苦しい中で試合を作ったと思います。
我らが隊長の神ヒット
6回裏、許哲晏の四球と林佳緯の死球でチャンスを作り、我らが台湾隊長・陳傑憲が外野手の頭上を越すタイムリー2ベース!貴重な追加点で3-6。試合を決定づけました。
頼むぜ邱浩鈞
7回表に継投した邱浩鈞は投げたボールがすべてボールで先頭打者に四球。
わずか4球での交代となりました。リードしている統一ライオンズですが、さすがに球場の雰囲気は悪かったです。
おわりに
今回は3-7で統一ライオンズが勝利しました。
林安可の“魔球”による先制劇、そして陳傑憲の試合を決定づける一打と、見応えのある内容でした。
特にMVPに選ばれた陳傑憲選手は、4打数2安打3打点の大活躍。頼れる台湾隊長の名にふさわしいパフォーマンスでした。今季2回目のMVPです。
富邦悍將は合計4つのエラーを記録。終盤こそ統一ライオンズの超攻撃打線が火を噴きましたが、正直他のチームだったら林安可の魔球は捕られていただろうし、相手のミスありきで勝ったような試合でした。(フライが捕られていたら、初回の3点は無かったわけで…)
以下、陳傑憲のインタビューの要約です。
自動文字起こしから要約しているので言ってる内容が若干異なるかもしれません。ご了承ください。
(小孟)相手投手とは過去にあまり対戦データがなかったと思いますが、今日しっかりと対応して安打、そして6回裏には保険となる二塁打も放ちました。試合前に特別な準備はされましたか?
(陳傑憲)はい、毎日打撃ミーティングがあって、映像を見ながら今日の投手の特徴やどう攻めるかを教えてもらっています。打撃コーチが「思い切って振っていけ、迷わずに」と明確な指示をくれたおかげで、自信を持って打席に立てました。最近は打撃成績がよくない時期もありましたが、裏で支えてくれている家族、情報を揃えてくれるスタッフ、そしてコーチ陣には本当に感謝しています。
(小孟)ありがとうございます。そして今シーズンは、国際大会にも参加されていて、本当に休みなく活動していましたよね?体力面の維持はどうされているんですか?
(陳傑憲)身体が疲れるのは当然ですが、一番大事なのはメンタルですね。「自分は統一ライオンズの選手だ」という気持ちを持って、責任を果たそうと頑張っています。監督も配慮してくれて、時には休養日をくれたりします。今日も途中で休ませてもらって感謝しています。
(小孟)なるほど。では最後に、家族やファンの皆さんにメッセージをお願いします。
(陳傑憲)まず家族、特に妻に感謝しています。自分は遠征でずっと家を空けていて申し訳ない気持ちですが、頑張って稼いで、少しでも良い生活を送ってもらえたらと思っています。そして球場に来てくださったファンの皆さん、新しいファンも、長く応援してくれている方も本当にありがとう。シーズンはまだ始まったばかり、良い日も悪い日もあるけど、毎日「勝ちたい」という気持ちを持って頑張っていきます。
(小孟)ありがとう!そして、今年新しく作られた応援歌「統一贏戰(嗆司曲)」については知っていますか?聴いたことあります?
(陳傑憲)ちゃんとは聴いたことないです(笑)
(小孟)それなら、ここで初披露しませんか?「統一贏戰」と「AAOA(制霸天下)」のどっちかを踊ってもらえますか?お子さんが毎日「AAOA」と踊ってるって聞いてますよ。じゃあ、両方踊っちゃいますか?
(観客:笑)
(小孟)よし、それじゃあ音楽流しますね、行きましょう!
(小孟)ありがとうございました!嫌がらず何でもやってくれる我らのキャプテン、感謝です!
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